ドラ8藤谷“飯トレ”するぞ 1日7食で95キロ重量ボディーへ

 「社会人野球日本選手権・準々決勝、王子3-1パナソニック」(6日、京セラドーム大阪)

 阪神からドラフト8位指名された藤谷洸介投手(20)=パナソニック=が、体重増量トレーニングに励み来春のキャンプに臨むと決意した。この日、社会人日本選手権準々決勝で王子に1-3で敗退。登板機会がないまま敗れた悔しさをかみしめながら、プロで生き抜くための秘策を打ち明けた。

 「悔しい。これまではパナソニックの一員として戦っていたので、すぐには切り替えられない。でもこれから体重は増やしていこうと思っている。(球速は)150キロを超したいし、キレ、回転数を意識して、重い球を投げたい」

 194センチの大型右腕。最速は146キロで伸びしろ十分だ。緩急を使った投球が売りで、球速が上がればさらに魅力は増す。そのために「これから運動量も減るので、太れるチャンス」と、1日7食の“飯トレ”で体重増加を誓った。

 パナソニックの梶原監督から「体の線が細いから太れ」と言われたことがきっかけだ。今夏は8月から9月にかけて、同じ増量計画を実行し、7キロ増やした実績がある。努力を重ねて現在の体重は90キロ。これから始まるオフ期間は95キロを目標に取り組み、春季キャンプに臨むつもりだ。

 間食ではおにぎりを4つほど食べるという。単純計算すれば、間食だけで1日16個。夏場の実行時は「毎日、おなかが痛かった」と振り返るほどだ。ドラ8からはい上がる-。再び過酷なトレーニングに挑み、“脱皮”した姿で春を迎える。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス