阪神・掛布2軍監督、若虎へ「自分で追い込んで」

 「阪神2軍秋季キャンプ」(29日、鳴尾浜球場)

 初日の練習を終えた掛布雅之2軍監督が取材に応じた。「自分で追い込んでいけるかが大事」などと、選手の自主性に訴えかけながら、来季につながる練習を求めた。

 -2軍秋季キャンプ初日、細かく指導していた。

 「(人数が)少ないから、気配り、目配りがしっかりできる。見落とすことがないからね。選手には丁寧にやりなさいと言っている。自分で自分を追い込むように。抜こうと思えば抜けるから。自分で追い込んでいけるかが大事なんだよ。これだけ人が少ないと、こっちも見やすいから、選手たちは抜けないからしんどいだろうね」

 -バッティングでも、ロングティーなど、多くのメニューをこなした。

 「バッティングでも数をこなせばいいとかじゃなくて、来年につながる野球をしないといけない。打つ、投げる、守る、いろいろあるけど、全て来年につなげていく意識を持ってやらないとね。反復練習になってしまうだろうけど、やり続ける人は最終的に勝ち残っていく。この約20日間かな?彼らにとってプラスにしていくことが大切なんだよ」

 -ウエートにも力を入れていくのか。

 「ウエートはトレーナーに任せている。こっちが言わなくてもやっているよ。トレーナーと相談しながら、個々のレベルでやっていくと思う」

 -ティー打撃では自ら実演して見本を見せた。

 「早打ちティー(連続ティー)はレベルに回すこととか、体重移動とか、自分なりにトップの位置を確認しながらやらないと。形だよね。バラバラに振っても意味がない」

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