高山に掛布熱血指導「単純に来た球…」

 阪神・高山俊外野手(23)=明大=が22日、掛布雅之2軍監督(61)から熱血打撃指導を受けた。降雨中止となったタマスタ筑後での全体練習開始前から15分ほど話し込み、室内に移動して行った打撃練習では45分間、指揮官に身ぶり手ぶりで教えられた。1時間の濃密な時を過ごし、「気持ちというか、いろいろ教えていただいた。ためになる時間でした」と振り返った。

 シーズンが始まり、ゆっくりと会話をする時間はあまりなかった。高山の話を聞いた掛布2軍監督は「考えすぎているんだろうね。単純に来たボールを打つ。シンプルに。対応力があるから、それが邪魔しちゃっているんだろうな」と、トップレベルの投手を相手に試行錯誤していた“愛弟子”を思いやった。

 技術指導も施した。スイングを見て、ミスタータイガースはスタンスの幅に注目。「広いと体重移動とか腰の回転も使えないしね。3足ちょっとくらい狭くした」。これにより、上体がブレることが少なくなり、目線も上下しない。平行に回ることが可能になる。

 23日のウエスタン・ソフトバンク戦に「2番・左翼」で先発出場する。さらなる高みへ-。黄金ルーキーが、また走りだす。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス