原口白星導けず 打撃は好調、打率5割

 「中日4-2阪神」(3日、ナゴヤドーム)

 阪神・藤浪との初コンビを白星で飾ることはできなかった。2軍降格中の梅野に代わり、勢いに乗る原口がプロ3試合目の先発マスクで2度目のフル出場。天敵ビシエドを無安打に抑えながら、接戦を勝ち切るリードはできなかった。

 試合後の原口は「二回以降は緩急を使えた。ツーシームもしっかり使っていけたので、そこは収穫」と説明。「ツーシームを使えたら球数をもっと減らしていける手応えがあった。そこをしっかり反省して次に生かしたい」と自らに課題を課し、雪辱を誓った。

 打撃は好調だ。二回、三塁強襲の内野安打で打率5割に到達。四回には一時は同点となる右犠飛で左翼席の虎党を盛り上げた。六回の第3打席は初球を背中にぶつけられ、マウンド上のジョーダンをにらみつける気迫も見せた。

 敗戦の中でもきっちり学び、攻守で次につながる手応えを感じ取った。鬼門での連敗脱出はならなかったが、背番号94にはまだまだリベンジのチャンスが巡ってくる。

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