原口初マルチまた同点&勝ち越し呼んだ

 「阪神7-6DeNA」(1日、甲子園球場)

 またまた結果を出した。支配下再登録5日目の阪神・原口文仁捕手が大逆転劇の中できっちり自分の仕事をした。途中出場で2打数2安打2得点。守備でも終盤2回を無安打に抑える好リードでチームの勝利に貢献した。

 5点追う七回無死一、二塁で代打出場。山口が投じた高めの142キロ直球に詰まりながらも左前に落としてチャンス拡大。八回は1死から須田の144キロ直球を中前に運んで出塁し、勝ち越し機を演出した。

 先発出場した前日は2タコで途中交代。井納の速球に力負けしたことを即日反省した。この日は「真っすぐに振り負けないタイミングでスイングしようと準備していた。昨日できなかったことができたのでヒットになった」と根拠のある2安打を説明した。

 金本監督は「育成から来て、この前の巨人戦から十分な戦力と言いますか、救ってもらってますね」と賛辞を惜しまない。「ずっと地道にやってきて、練習もよくしてるし、取り組む姿勢がいいんだろうと思う」と感心しきりだ。

 甲子園での原口が登場した時の歓声は日に日に大きくなっている。指揮官も「応援したくなるというか、ひたむきさというかね。最近、今までのタイガースにいなかったような選手」と大絶賛。背番号94はもはや金本阪神に欠かせない選手だ。

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