ヘイグお待たせ初安打 全力疾走で生還も

 「オープン戦、阪神5-2DeNA」(10日、甲子園球場)

 正真正銘のヒットが、阪神・ヘイグのバットから生まれた。二回無死一塁、カウント2-2からのスライダーをライナーでレフト前へオープン戦初安打。「いい感じで打てて良かった。どのコースに来ても常に強いスイングを心がけている」と笑顔を見せた。

 その後、横田の中前打では全力疾走で二塁から生還し「僕だけじゃなく、チームの勝ちにつながるようにやれることをやっている」ときっぱり。守備では送球が乱れる場面もあり、走攻守全て良しとはいかなかったが、元気な姿を印象づけた。

 この日は2打席のみとなったが「球数もたくさん見られたし、変化球で攻めてくるのも分かった」と収穫を口にした。交代後も試合中には引き揚げず、ベンチで戦況を見守り続けるなど、まじめな一面も見せている。

 8日・西武戦は無安打も、いい当たりの凡退が2本あり、金本監督は「2安打と思ってる」と評価。オープン戦通算打率は2割だが、監督基準では驚異の6割。シュアな打撃が売りの助っ人は、確実に指揮官のハートをつかんでいる。

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