掛布イズム“ノーバント野球”で快勝
「教育リーグ、オリックス1-6阪神」(3日、神戸サブ)
今までなら間違いなくバントだった。0-0の三回無死二塁で打者は阪神の9番・植田。ここで掛布2軍監督が振るったタクトは、“打て”のサイン。追い込まれながらも懸命に進塁打を放つと、攻撃に流れが生まれた。
中谷、ペレスの適時打で3点を先制。「基本的にバントをさせようとは思ってない。特に早い回はね。終盤の1点勝負であれば送るけど。植田が最低限で最高の仕事をしてくれた」と目を細めた指揮官。九回にも無死一塁から植田に強攻させ、再び進塁打で走者を二塁へ進めた。
“ノーバント野球”で10安打6得点。国内プロ相手の初戦で繰り出した掛布イズムはこれだけではない。この日のテーマを「走塁」に設定すると計4度のエンドラン、2度のスチールを仕掛けた。一塁への全力疾走で2本の内野安打を奪い、相手のミスに乗じて清水が一気に二塁から生還するシーンもあった。
「清水や中堅クラスがよく走ってくれた」と満足そうな指揮官。簡単に1アウトを相手に与えない-。ファームの野球が明らかに変わりつつある。
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