球児「もう一回復活してほしい」

 「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)

 藤川球児投手(35)が3日、清原容疑者が覚せい剤所持の現行犯で逮捕されたことを受け、思いを語った。

 「何も言えないです。自分は自分で頑張るしかない。誰もが弱さを持っているんですね…。人生長いですし、人間関係は続くと思うし、感謝している。もう一回復活してほしい」

 「JFK」の一角として大ブレークした2005年4月21日の巨人戦(東京ドーム)。8点リードの七回2死満塁で藤川はフォークで三振を奪うも「ちん○こついてんのか!」と激怒された。それ以来、決め球を直球にチェンジ。火の玉直球が生まれるきっかけとなる出来事だった。

 08年に清原容疑者がユニホームを脱いでからも、2人の交流は続いていた。先月、同容疑者のブログで藤川の名前が挙がった際には、藤川は自身のブログで「僕はまさしく番長清原選手に育てられた投手でした」とつづっていた。

 この日、藤川は今キャンプで初めて投内連係に参加した。いつの日か再会できることを信じて、今は最善を尽くす。

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