ヘイグ異例同伴来日~妻が愛のサポート

 阪神に新しく加入したマット・ヘイグ内野手(30)が26日、関西国際空港着の便で来日した。11月に結婚したばかりの妻・エリカさんも同伴し“ラブラブぶり”を披露。また、ヘイグがシアトル近郊の出身であることから、神戸・シアトル姉妹都市協会の八木絵里会長が夫妻のサポートを約束した。

 猛虎を優勝に導くべく加入した男が、ついに日本の地を踏んだ。そして、傍らには最愛の人の姿もあった。この日夕方、ヘイグが妻・エリカさんを伴って来日。到着ロビーでは、妻の肩を抱き寄せて写真撮影に応じた。

 「11月に結婚したばかり」と新婚ホヤホヤ。通常、新外国人は1月末に来日するが、すぐにキャンプが始まるため、家族は3月になってからということが多い。この時期の異例の同伴来日から、仲の良さがうかがえた。

 そんなラブラブな2人を後押しする味方がいる。ヘイグはワシントン州シアトルの近郊ベルビューの出身で、実はシアトルと神戸は姉妹都市。05年に設立された神戸・シアトル姉妹都市協会は、交流事業などに加え、日本在住の外国人のサポートも行う。八木絵里会長は「われわれも歓迎会とかさせていただきたい。ぜひ応援したいです」と話した。

 同協会はサッカーのJ1・神戸と提携しており、過去に神戸所属の外国人選手の妻をサポートした実績がある。その時は日常生活の手助けのほか、時にはちょっとした愚痴の聞き役にもなったという。

 八木会長が特に気にかけるのが、エリカさんのことだ。「奥さんは慣れるまで時間がかかったりする。お買い物とか」。異国での新生活には手続き、買い物、医療関係…多くの障害がある。ただ、エリカさんが日常生活で難題を抱えても、協会の助けがあればスムーズに事が運ぶわけだ。

 待望の助っ人は「早く野球がしたい。伝統あるチームでプレーするのを楽しみにしている」と野球への情熱を口にした。阪神ファンが熱狂的だということについても「よく知っている。向こうでも調べてきた」と予習済みであることを明かした。

 シーズンは半分が遠征。「日本の文化を経験したいと思うので、一緒に行くこともあると思う」と、エリカ夫人をできるだけ同行させる予定だが、いつも一緒というわけにはいかない。しかし、ヘイグ夫妻には心強い味方がいる。留守番中の妻を心配する必要はない。安心して野球に打ち込める環境は整っている。

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