ドラ2坂本、変幻自在のドラ5青柳絶賛
阪神のドラフト2位・坂本誠志郎捕手(22)=明大=が9日、キャッチボールでコンビを組んだ同5位・青柳晃洋投手(22)=帝京大=を絶賛した。新人合同自主トレ2日目のこの日は、6選手が鳴尾浜でダッシュやウエートなどを行った。
捕手人生で初めての感覚だった。オーバー、サイド、そしてサイドとアンダーの中間からと、変幻自在に投げ分ける青柳。その球を受けた坂本は「下から投げた時は独特の軌道で、ボールも強かった。今までにない感覚でした」と振り返った。
7日は同4位・望月(横浜創学館)、8日は同3位・竹安(熊本ゴールデンラークス)と日ごとにキャッチボールの相手を替えて、それぞれの球筋を体感。「早い段階の方がいいと思った」と、今後バッテリーを組む可能性のある投手の球を積極的に受けている。
侍ジャパン大学代表に招集されるなど、エリート街道を歩んできた坂本が思わず衝撃を受けた青柳のクセ球。将来、2人が1軍の舞台でコンビを組む日が楽しみだ。