阪神は４日の広島戦（甲子園）で今季のレギュラーシーズン終了。１４３試合７０勝７１敗２分け、勝率．４９６４５。２０１２年以来、３年ぶりの負け越しとなったが、順位決定は７日の広島の結果次第に持ち込まれた。

　今季の規定到達者は打者部門で鳥谷、福留、マートン、ゴメス、上本の５人。投手部門では藤浪、メッセンジャー、岩田、能見の４人。

　◆打者　鳥谷、福留、マートンの３人がベスト１０入りしているが、打率３割には届かなかった。３割打者ゼロは２０１２年以来、３年ぶり。最高でも鳥谷の．２８１３０（７位）で、昨季首位打者のマートンも大きく率を落とした。福留は阪神移籍後初の規定到達。

　◆投手　藤浪、メッセンジャーの２人がベスト１０入り。藤浪は３年目で初。メッセンジャーは１２年から４年連続で、防御率も２点台（２．９７）を維持した。岩田、能見も規定を満たしたが、メッセンジャー、岩田、能見はいずれも２桁敗戦。能見はリーグ最多の１３敗に、防御率３．７２はワースト。藤浪の貯金７も生かすことはできなかった。