急げポレダ攻略 虎、天敵に4戦全敗
「巨人4-2阪神」(10日、東京ド)
虎打線が巨人・ポレダの前に6回5安打、1点に抑えられた。4戦4敗とまったく歯が立たない。和田監督は「簡単に連打で打ち崩せる投手じゃない。チャンスはあったが、追いつけず重くなった」と振り返った。
電光石火の先制は見事だった。初回1死から2番でスタメンした俊介が中前へ落ちる安打。続く福留の打席で1ボールからの2球目に二盗を成功。ここで捕手・加藤が二塁へ悪送球し俊介は三塁へ。福留が中堅への犠飛を打った。
しかし、その後は140キロ台後半の直球とスライダー、フォーク、シュート系の球種など多彩な変化球にほんろうされた。三、四回は得点圏に走者を進めながらも無得点。四回に中前打を放ったゴメスは「いい投手。両サイドに制球できていた」と脱帽した。
「傾向として同じ投手、同じ左投手にやられるのが目立つ」と、和田監督は中日・大野らに匹敵する天敵と位置づけた。宿敵にこのままずるずると引き離されないためにも、突破口を見つけたい。
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