ペレス甲子園は「スモールスタジアム」

 阪神のネルソン・ペレス外野手(27)が1日、鳴尾浜で予定されていた大阪ガスとの練習試合が雨天中止となり、甲子園室内で調整。今週末に甲子園で行われるウエスタン・中日3連戦へ向け、虎の本拠地を「スモールスタジアム!」と言いきった。

 BCリーグで本塁打王に立っていただけに、パワーには定評があるペレス。だが聖地は強烈な浜風と球場の広さで、鉄人・金本ら幾多の左の強打者を苦しめてきた。それでも「入団会見の時に球場を見学して狭く感じた。両翼が350フィートくらい(約106メートル)あれば広いと感じるけど」と豪語する。

 中日3連戦ではナイターも予定されるなど、1軍昇格を見据えた準備にはもってこいの環境。「自分としてはいいプレーをしたい。それで打てればいいね」とペレスは力を込めた。

 この日は一塁の守備練習で無難な動きも披露。ゴメス、マートンに不測の事態が起きた時に備え、状態を上げていく。

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