ペレスほろ苦デビュー…4の0&ポロリ
「ウエスタン、阪神2-8広島」(20日、鳴尾浜)
タテジマでの“デビュー”戦はホロ苦い結果に終わった。阪神新外国人のペレスが「3番・左翼」で先発出場し、4打数無安打、2三振。19日に入団会見し、初の実戦だったが「プロは失投が少ない。アジャストしていかないといけない」と険しい表情で話した。
初打席は初回1死一塁。広島のドラフト2位・薮田(亜大)の直球に押され、左飛に打ち取られた。三回は変化球に空振り三振。2番手の武内からも結果は出ず、第4打席終了後交代を告げられた。
左翼の守備でもミスが出た。一回1死、安部の左前打をはじき、二塁まで進塁させてしまった。「勉強していかないといけない」。背番号95は反省の弁を繰り返した。
それでも、掛布DCは打撃について「見逃し方は悪くない。経験を積めば面白いと思うよ」と評価した。マートン、ゴメスを脅かす存在になる可能性は十分ある。21日の同戦は4番に座る予定。第6の助っ人は前を向き、戦っていく。