西岡2戦連続猛打賞!2番打率・429

 「DeNA3-5阪神」(21日、横浜)

 西岡が阪神打線をけん引した。初回1死から左前打で出ると、鳥谷の四球で二塁に進み、ゴメスの三遊間を抜ける当たりで猛然とホームへ滑り込んだ。タイミングはアウトだったが、鋭いスライディングで先制点をもぎ取った。

 「回り込んだところで黒羽根君が待ち構えていたので足を突っ込んでいくしかなかった」

 二回には中前打、四回には2死一、三塁の場面で一塁ライン際のゴロで全力疾走。相手のミスを誘い追加点を挙げた。七回にはエレラの151キロを三塁内野安打。2試合連続の猛打賞とし、打率を7試合ぶりに3割台に乗せた。16日の中日戦から座る2番では5試合で21打数9安打、打率・429と好調を維持。これが好調ゴメスと相まって大きな得点源になっている。

 守りではピンチに投手の元に駆けつける場面が目立つ。この日も七回、岩田が石川に死球で初めて走者を出した場面で駆け寄った。

 「パーフェクトしてる投手は一つのヒットや走者でガラッと変わることがあるから」

 攻守でチームを引っ張るが現状には納得していない。「あっさり勝てないのが今のチーム状態を表している。何とか勝ちにつながるようにしていきたい」。背番号7はさらにどん欲に勝利を追求する。

2023-11-05
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