ドラ2石崎 連投も八回もお任せあれ

 「オープン戦、阪神2-2オリックス」(21日、京セラ)

 疲れは感じさせない。ナイター翌日のデーゲームでの初の連投テストで、しっかりとゼロを刻んで合格だ。阪神のドラフト2位・石崎剛投手(24)=新日鉄住金鹿島=は1回無安打無失点。堂々のピッチングで、首脳陣からの信頼はさらに高まった。

 「体の状態は良かった。気持ちよくマウンドに上がれました。絶対にゼロに抑えようと思いました」

 出番は同点に追い付いた直後の八回から。先頭の坂口に二塁失策で出塁されると、犠打を挟んで1死二塁となったがここで粘った。続く安達を二飛に打ち取り、平野恵に死球を与えながらも最後は糸井を直球で押し込み、中飛に仕留めた。

 「体のどこが張っているか分かるのでケアしました。社会人の時の経験を生かしてマウンドに上がりました」 開幕ローテ候補の一人だった中、前日からリリーフに回っても難なく対応。初めて任された八回でも結果を残し、中西投手コーチは「(左の平野、糸井と続いた八回2死二塁は)榎田も準備していたけど石崎を行かせた。八回に石崎のケースもある。(連投も)問題ない」と評価した。

 ロングリリーフもこなせる貴重な右腕。「内容はあまり良くなかった。次に生かせるようにしたい」。勝利の方程式に組み込まれても不安はなし。開幕からチームを支える。

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