ゴメス、軽量バットで40発目指す

 「阪神春季キャンプ」(9日、宜野座)

 阪神のマウロ・ゴメス内野手(30)が軽量バットで40発を目指す。ドミニカンが母国でバットを新調していた。「昨年のものとは違うバットを使うよ。理由?昔、アメリカで使っていたもので、気に入っているんだ」。チームに合流した前日、和田監督に「40本打ちますよ」と宣言した。飛距離を求め、レッドソックス時代に愛用していたモデルをメーカーに発注した。

 長距離打者は物理学的にバットの重量化を図る傾向があるが、主砲はその逆をいく。新バットは昨季使用していた920グラムの福留モデルから24グラム軽い896グラム。例えば05年に40発を記録した金本知憲は940グラムのバットをつかいこなしていた。軽量化すればスイングスピードは上がるが、飛距離を求めれば芯で捉える確実性がこれまで以上に求められる。

 この日は別メニュー調整ながらドーム内でのフリー打撃で63スイングの快音を響かせた。本隊合流の時期は首脳陣に委ねられるようだが、ゴメスは「状態はいいよ」と笑顔。軽量化した新バットで40発調整を続けていく。

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