ドラ2石崎ブルペン皆勤で体力つける

 阪神の沖縄合同自主トレに参加する23人が26日、神戸空港から沖縄入りした。ドラフト2位の石崎剛投手(24)=新日鉄住金鹿島=はシーズン中の連投を見越し、自主トレ、キャンプ中のブルペン皆勤を誓った。

 キャンプ地・宜野座村の最高気温は22度。温暖な地に降り立った石崎は、南国の歓迎ムードに気を緩めることなく、引き締まった表情で話した。

 「キャンプに合流したら、すぐにブルペンに入りたい。なるべく毎日、継続して投げられるようにしたい。1年間投げるためには、そのぐらいの体力が必要。体力をつけてシーズンを乗り切れるようにやっていきたい」

 社会人時代と違い、プロは143試合の長丁場が待つ。即戦力として期待される右腕は、先を見据えてキャンプを過ごす考えを明かした。

 25日まで鳴尾浜で行われた新人合同自主トレでもブルペンには入っていたが、まだ変化球は投げていない。「真っすぐがコーナーに投げられるようになってからですね」。24歳。社会人で6年を過ごした経験がある。1軍キャンプ抜てきにも浮かれる様子は見られない。

 最速151キロを誇るルーキー。首脳陣は春季キャンプで先発、リリーフの適性を見極めることにしている。

 ただ、石崎はどんな役割を与えられたとしても、投げ切れるだけの肩のスタミナをつくり上げる。27日の沖縄合同自主トレ初日からキャンプ打ち上げまで、ブルペンに入り続ける。

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