阪神が、宜野座キャンプで臨時コーチを務める江夏豊氏（６６）が講師役となるミーティングを２月２日に開催する方向で調整していることが２１日、分かった。

　第１クール中に、早々と「江夏塾」が開講されることが濃厚となった。中村ＧＭは「中西投手コーチに２日は空けておくように言ってあります」と説明。２月２日は、首脳陣、投手陣が伝説の左腕の「野球道」を聞くためにスタンバイする。

　江夏氏は約１週間の滞在期間中に投手陣に話をしたいという思いがあり、球団にミーティング開催を要望していた。時間帯など詳細については「まだ煮詰まっていない」（中村ＧＭ）状況だが、１軍投手陣にとって貴重な時間となる。

　球史に名を刻んだ名左腕で先発、抑えもこなし経験も豊富。調整法やトレーニング法、投球術はもちろん経験談も大いに勉強になる。超大物ＯＢのミーティング開催で、収穫の多い春季キャンプとなることは間違いない。