福原&安藤、悲願日本一へフル稼働誓う

 阪神・福原忍投手(38)と安藤優也投手(37)が19日、甲子園球場で自主トレを公開した。ともに2003、05年、昨年と3度の日本シリーズに登板しており、3度のシリーズ登板は球団史上2人だけ。39歳シーズンで60試合登板のセ・リーグ記録がかかる福原と、自身初の60試合登板を目指す安藤が、フル稼働で悲願の日本一へけん引する。

 寒風吹く甲子園に、ベテランの笑い声が響く。昨季計113試合を投げた鉄腕2人が、順調に調整を進めている。遠投では、ともに鋭い球筋で仕上がりのよさを見せた。

 2人そろって球団史上例のない3度の日本シリーズ出場を果たした。だからこそ、届かなかった頂点への思いは強い。「3度も出て日本一になれていない。若い選手を僕と福原さんで引っ張って日本一になりたい」と安藤。福原も「したいです!優勝」と声を張った。

 チーム最年長投手。昨季チーム最多の60試合に登板した福原には大記録がかかる。17年目の39歳シーズンで60試合登板を果たせばセ・リーグ記録となる。

 また、1歳年下の安藤も後を追う。自身初60試合の大台へ「去年福さんが投げられたんだから、僕も投げられる。2人で120試合投げられたら」と言う。福原は「(2人で)80試合でいいでしょ?腰も痛いし」とジョークを飛ばすが、「あまり(衰えは)感じない」と頼もしい。

 伸び盛りの松田らに対しても「若手が出てきた方がいいかもしれないけど、負けないようにしたい」と安藤。その気概が若虎をあおる。「お互い刺激してレベルアップできれば。日本一になれるなら何でもしますよ」と続けた。すべては歓喜の一瞬のため。ベテランコンビが今季もフル稼働する。

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