藤浪警戒ヤ…今季最下位も補強に成功

 阪神・藤浪晋太郎投手(20)が29日、今オフ積極的に戦力補強しているヤクルトに警戒心を強めた。

 今季最下位のヤクルトだが、ロッテから成瀬、日本ハムから大引らを獲得。藤浪は「セ・リーグで1番補強に成功しているチームだと思う。もともと打線はいいので、投手がそろえば上位に来ると思います」と分析した。

 ヤクルトの今季チーム打率・279はリーグトップだった。最多安打の山田や、雄平、畠山、川端、バレンティンと3割打者がズラリと並ぶ打線。「打線はつながり始めると、止まらない。バントもあるし、足も絡めてくるので」と脅威を感じていた。

 その言葉通り、敵地・神宮はチームにとって“鬼門”だった。今季は5勝7敗と負け越し、防御率も6・77。実は藤浪自身は今季、神宮での登板機会がなかった。昨季は3試合に投げたが0勝3敗。セの本拠地では唯一白星がない球場だ。

 ただ未勝利ながら神宮での防御率は2・60と悪いイメージはない。「チームとして神宮であまり勝っていないので登板機会があれば勝っていきたい。たたいていかないといけない相手だと思います」。積極補強で戦力が上がっているヤクルトだが、来季は神宮初白星を挙げ、チームの鬼門を払拭(ふっしょく)する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス