藤浪、来季はがっつりG戦登板や!

 阪神・和田豊監督(52)が28日、来季の巨人戦に向け、藤浪晋太郎投手(20)に大きな期待を寄せた。今季の巨人戦登板はローテの関係もあって、2試合に先発したのみ。ただ、CSファイナルS第1戦(10月15日)では7回1失点で勝利を挙げており、来季は起用をためらうことなく右腕を伝統の一戦にどんどん投入していく。

 ためらうことはない。あえて外すこともなく、自信を持って送り出す。来季も覇権の行方のカギを握る伝統の一戦。抱える全選手への信頼に変わりはないが、和田監督が大きく期待するのが藤浪だ。

 「(巨人と)勝負するところに晋太郎も入ってくるし、今年も入ってきていた。外れるとかはない。巨人にもゲームをつくれる力を証明したしね」

 今季、藤浪はシーズンでは巨人戦で2戦2敗。ただ、能見やメッセンジャーが中心で投げたこともあり、「あえて外したとかではなくローテの関係」で投げる機会が少なかっただけだ。CSファイナルSでは7回1失点の好投で勝利を挙げた。勝負強さは指揮官の胸に強く刻まれている。

 「勝負どころで(巨人に)3連敗した。そこをどうするかが課題。そこで勝たないと一番上にいけない」

 苦い記憶は、シーズン終盤の9月9~11日に甲子園で喫した3連敗だ。CSのように、勝負どころの厳しい状況でいかに勝てるか。将来のエースとして期待する右腕には、巨人戦での勝利を積み重ねて「エース道」を進んでもらいたい。

 「晋太郎に限らず(全員が)巨人に投げたいというぐらいになってほしい」。リーグ優勝のための打倒巨人。藤浪らが、伝統の一戦を熱くする。

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