4年目に突入する和田監督を支える内閣は今後、急ピッチで調整されていく。球団幹部は「続投だからといっても、現に優勝を逃してるわけだし、今と同じままというわけにはいかない」と話しており、ヘッド職、投手、打撃の各部門へのテコ入れは避けられない情勢だ。
その目玉が金本知憲氏(46)=デイリースポーツ評論家=への入閣要請だ。現役時代に鉄人と称された練習姿勢、人間性に加え、野球理論も高く評価されており、1軍打撃コーチ、もしくは2軍監督として招へいする方針だ。今後は和田監督、中村GM、高野球団本部長を中心に人選が進められていく。