ゴメス大好きヤクル投で栄養補給や

 お得意様から“栄養補給”ヤ!阪神のマウロ・ゴメス内野手(29)が28日、ヤクルト戦での大暴れを約束した。29日から甲子園で3連戦を戦うヤクルトは、最も相性がいい。前カードの広島3連戦で結果を残せなかった悔しさを晴らし、再加速する意気込みだ。

 一気飲みか、がぶ飲みか…。ゴメスの舌なめずりが聞こえてきそうだ。29日からは最も相性がいい最下位・ヤクルトとの3連戦。主砲が2連敗中のチームとともに、甲子園で仕切り直す。

 「前のカードではあまり活躍できなかったので、次のカードはチームに貢献できるように頑張りたい。広島戦は終わったので、しっかり休んで、切り替えて頑張るよ」

 27日の広島戦後に家族とともに広島から帰阪して、この日は休養。心身ともにリフレッシュして、ツバメ投手陣を“料理”する準備を整えた。

 今季のヤクルト戦は11試合全てで出塁し、2度の猛打賞を含む5度のマルチ安打を記録している。対戦成績は打率・415、2本塁打、18打点。ヤクルト戦だけで74打点の約4分の1を挙げている。

 ここ5試合は打率・167、1本塁打、3打点。成績が下降線をたどっていることもあり、復調へのきっかけとしたい。

 前カードの広島3連戦は12打数2安打。26日の初回に左翼線へ適時二塁打を放った場面以外は精彩を欠いた。27日の五回2死一、三塁では福井が投じた真ん中高めの直球をミスショット。「ちょっと(芯と)ずれた」と左飛に倒れて悔しがった。

 また、めったに感情を出さない男がいら立ちを隠せず、凡退後にバットを太ももで真っ二つに折ろうとしかけたこともあった。

 チームも復調を期待している。首位・巨人とはまだ2・5ゲーム差。最下位との3連戦は最低でも勝ち越したいだけに、相性がいい主砲のバットに注目が集まる。

 残り54試合。ゴメスはヤクルト投手陣を攻略し、優勝争いへのヤマ場に向けてのエネルギーを蓄える。

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