福原、投げた 最短復帰厳しいも手応え
右足内転筋の張りのため出場選手登録を抹消されている阪神・福原忍投手(37)が20日、鳴尾浜のブルペンで投球練習を再開した。
ダッシュ、約70メートルのキャッチボールをした後にブルペンに入り、捕手を立たせて13球、座らせて14球を投じた。全力ではないが「徐々に力を入れられている」と手応え。今後は「状態を見ながら、その日その日でキャッチボールして、確認しながらです」と慎重に調整していく。
11日に抹消されたが、最短10日での1軍復帰は難しい状況となっている。中西投手コーチも「(復帰まで)10日以上かかるのだったら、(2軍の)ゲームで投げさせる。ベースカバーとかも確認しなければいけない」と話した。
それでも、状態は確実に良くなっている。福原本人も「近日中に全力投球できるようにします」と早期復帰に向けて力を込めた。