岩崎、お得意竜にやられた 鯉戦は回避

 「中日7-0阪神」(7日、ナゴド)

 失点はどちらも2死走者なしからだった。岩崎が試合前まで2戦2勝と得意にした中日に返り討ちにあった。

 三回は荒木の中前打に二盗、大島の四球から一、二塁とすると、ルナに左翼線に運ばれ先制点を献上。自身の中日戦連続無失点記録が15イニング目で途切れると、平田にも中前へはじき返されこの回3失点した。五回は前の打席で適時打を浴びたルナ、平田を四球で歩かせ、森野には中前適時打を打たれ、ここで降板となった。

 厳しい表情で引き揚げた岩崎は「(ルナ、平田に)投げにくい感じはありましたけど、2死からだったのでもったいなかったです」と声を絞り出した。

 2敗目を喫した1日・広島戦の反省を踏まえ「フォームの間合い」を意識してこの1週間は練習に取り組んだ。「この前より調子は良かった」と我慢強く投げたが4回2/3を投げ6失点は自己ワースト。

 連敗した左腕について和田監督は「ちょっといっときのキレがなくなってきたかな。低めに一生懸命投げようとしていたけど。そろそろ疲れも出てくるころだろう」と話した。

 「調子自体が落ちている」と指摘した中西投手コーチは「来週は広島やからな」と2敗を喫している広島戦を回避する方向。登板機会がないため登録抹消する可能性を示唆した。

 「次あるか分からないですけど結果を出せるように頑張ります」と岩崎。充電期間にもう一度、本来の姿を取り戻す。

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