良太2戦連発6号2ランも走塁ミス猛省
「DeNA8‐4阪神」(27日、横浜)
連日の快音で虎党を沸かせた。阪神・新井良が2試合連発となる6号2ラン。走塁ミスもあったが、好調なバットの勢いはとどまるところを知らない。
四回2死二塁。1ストライクからの2球目、モスコーソの外角高め147キロを力負けせずに右翼席へ運んだ。「(打つ)方向を決めてなかったし、まぐれ的なとこもある」。2本塁打を放った26日のDeNA戦に続く一発となったが、素直に喜べない部分もあった。
一塁走者として迎えた5点差の六回1死一、三塁。鶴岡の三ゴロで三走・マートンが三塁と本塁の間で挟まれた。新井良はその間に二塁を蹴って三塁を狙ったが、中途半端に飛び出して、マートンとともにタッチアウトとなった。
流れを変えられる可能性がある場面で痛恨のミス。高代内野守備走塁コーチは「あの点差だと100%セーフじゃないと来てはダメ」と一喝した。新井良は「マートンとの距離が近いのに行ってしまった」と猛省。失敗は結果で挽回する決意だ。
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