ゴメス一発狙わない!?確率重視貫く

 阪神の新外国人、マウロ・ゴメス内野手(29)が7日、今後も確率重視の打撃を貫くことを明かした。

 開幕から9試合で打率・389、11打点。4番として文句ない成績を残している。オープン戦から1本も打っていない本塁打を待ち望む声は多いが、助っ人はスタイルを変えるつもりはない。

 「(一発を)期待してもらっているのは分かるけど、特に本塁打を意識したくないという気持ちもある。とにかく今やっていることを続けて行くことが大事だと思う」

 和田監督も同調した。6日・ヤクルト戦の九回に放った右前打を例に挙げて「他の選手でもなかなか打てないよ。バレンティンも変化球狙いの時があるけど、そうしないと日本の投手は打てない。配球を読んでね」。本塁打を狙って大振りになるよりも、今まで通りの勝負強い打撃を期待した。

 8日は甲子園開幕となるDeNA戦。ゴメスが来日後に聖地でプレーするのは初めてだ。この日は静養した主砲は「やっと甲子園で試合ができる。本拠地で初めての試合なので、楽しみだし、とても興奮している。気合が入りすぎて、力まないようにしたいね」と熱い大歓声を心待ちにした。

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