投手陣の再編成を進める中、育成枠から支配下選手に再登録される可能性が高い阪神・伊藤和雄投手(24)の即時登録は当面、見送られることになった。
「選択肢のひとつではあるけど。どんな状態でもってくるのかとかね」と和田監督は7日に話し、一両日中の支配下登録には否定的な見解を示した。
実戦12試合に登板して、20回1/3を投げて無失点。奪三振は驚異の36個を数える右腕。3月下旬に右肩の違和感を訴えて以降、すでに2試合に登板しているが、首脳陣は中継ぎとしての起用を考えているだけに、今後は連投テストをクリアしてから、支配下登録の運びとなる見込みだ。