西岡、長期離脱確実…指揮官も沈痛

 3月30日の巨人戦の守備で飛球を追って福留と激突し、鼻骨骨折、胸部打撲、左肩鎖関節の軽い脱臼のけがを負った阪神・西岡剛内野手(29)が1日、入院先の都内の病院で再度、CT検査を受けた結果、脳には異常は見当たらなかったものの、左右の第1ろっ骨を骨折していたことが新たに判明した。

 同選手は検査後、都内の病院を退院し、大阪市内の病院に再入院した。「今後については、様子を見て判断します」と球団広報。また同日、同選手は出場選手登録を抹消された。

 京セラドームで取材に応じた和田監督は、「どれぐらいの時期に復帰できるのかは我々では分からない。でも、野球生命を左右しかねないものにならなくて良かった。それぐらいのプレーだったから。脳や頸椎(けいつい)に異常がなかったのを喜ばなきゃいけないぐらい。1日も早く復帰してくれるのを願っています」と沈痛な面持ちで話した。

 全治期間は現時点では不明だが、長期離脱は避けられず、和田阪神は当面の間、3番・二塁を欠いた苦しい戦いを強いられることになる。

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