虎屈辱…31年ぶりのオープン戦4連敗

 「オープン戦、神2‐6ロ」(7日、甲子園)

 34年ぶりの珍事だ。阪神がオープン戦5試合を消化して、勝ち星なしの1分け4敗。引き分けの後から始まった連敗も31年ぶりの4に伸びた。主力が調整途上で、まだ勝敗にこだわる時期ではないにしても、若手のアピールに欠ける感覚は否めない。

 15日から始まる関東遠征前に、本拠地での打ち込み強化を指示した和田監督。ロッテ戦前のフリー打撃では、結果を残せていない鳥谷、大和の打撃時間をほかの組の倍となる8分に設定するなど、貧打にあえぐ局面を打開する策を打ち始めた。

 「若手は(打てない現状に)つられているね」と関川打撃コーチ。和田監督は「いつまでも打てない、打てないと言ってても仕方がない。やれることをやっていくしかない」と話し、さらに打ち込みを強化する方針を示した。

 【公式戦にも連動か…】

 阪神はロッテに敗れ、初戦から△●●●●で、1983年以来31年ぶりにオープン戦開幕から4連敗となった。また、今年の阪神は4敗1分けと未勝利だが、オープン戦開幕5試合で勝ち星がなかったのは80年以来。同年は2分けを挟み、球団ワーストとなる開幕5連敗を喫している。

 いずれの年も公式戦は不調で、83年は62勝63敗5分けで首位・巨人と11・5ゲーム差の4位。80年は54勝66敗10分けで首位・広島と20・5ゲーム差の5位に終わっている。

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