ゴメス謎の箝口令…フリー打撃は非公開

 右膝裏痛のため別メニュー調整となっている阪神のマウロ・ゴメス内野手(29)が2日、甲子園室内でオマリー打撃コーチを相手にフリー打撃を再開した。ただこの日も報道陣をシャットアウトし、異例の箝口(かんこう)令が敷かれるなど、気になる状態はいまだベールに包まれたままだ。

 額に大粒の汗をにじませながら、バットを手に室内練習場から戻ってきたゴメス。やや右足を引きずるようなそぶりを見せながら、通訳が報道陣に対し「話すことは何もありません」と説明しクラブハウスへ引き揚げた。その5分後、グラブを手に引き揚げてきたオマリー打撃コーチも「フリー打撃?ワカラナイ。話はできません」と口をつぐんだ。

 帰り際に「“ゴメス”ナサイ!」とジョークを飛ばし、笑みを浮かべてはみせたが…。スイングの強さや実際の感覚、今後の調整は一切、分からないまま。後ほど、チームスタッフからフリー打撃を再開したとの発表がなされたものの、肝心の部分はカーテンに隠されたままだ。

 メジャーでは日本よりもキャンプインが遅く、オープン戦が始まるのは2月末から。例年の調整と比べれば大きく遅れてはいないが、ベールに包まれる新助っ人の状態が気にかかる。

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