呉昇桓“韓流”の完全ノースロー調整

 「阪神春季キャンプ」(10日、宜野座)

 新外国人・呉昇桓投手(31)が、独自の“韓流”ノースロー調整を行った。

 キャッチボールを外れ、ノックも打球処理後にトスで返球。9日にブルペン入りした呉昇桓が、徹底してボールを投げなかった。

 一般的にはブルペンで投球した翌日でも軽めのキャッチボールは行う。アクシデントか?報道陣は騒然としたが、真相は韓国・サムスン時代から続けてきた調整法だった。

 「韓国の時からブルペンで投げた次の日はノースローでやってきた」。初ブルペン翌日の8日は初めて投内連係に入るためボールを投げたが、2度目のブルペン翌日となったこの日は、これまでの調整方法を貫いた。

 ノック後はダッシュなどで汗を流して午前中で練習を終了。首脳陣には全身に張りがあることを伝えており、今後については「あしたの調子を見て」と話した。だが、13日の第3クール初日にブルペン入りする予定。大事には至らないようだ。

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