福留45歳までやれ!山崎氏激烈エール

 ハワイで自主トレ中の阪神・福留孝介外野手(36)へ、昨季で現役を引退した元中日・山崎武司氏(45)が13日(日本時間14日)、激烈エールを送った。昨季は打率・198に終わった弟分に対して「(現役引退に)リーチがかかっている」と危機感をあおり、「俺ぐらいまでやってほしい」ともう一花咲かせる活躍を期待した。

 山崎氏が昨年は相次ぐ下半身の負傷でわずか63試合、打率・198に終わった福留に愛のムチをふるった。

 「(引退に)リーチがかかっている。俺から言わせたらね。故障を治して春のキャンプでアピールしなければ、控えに回る可能性がある。春からアピールしなきゃだめだね」。2人は親交が深く、昨年までハワイで合同自主トレを行っていた。山崎氏は今回、お目付け役として同行。歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで弟分に奮起を促した。

 福留は今オフに野菜中心の食事に変えるなど肉体改造に取り組んでいる。それだけに山崎氏も「初めての危機感というかね。コンディションなんて関係ないって思っていた選手がね。だから、楽しみにしているんだ」と変化を感じ取っている。

 「長くやってほしい。俺ぐらいまでやってほしいね。福留を外したらキツイと首脳陣に思わせるだけの成績を残してほしい」。自身は39歳で本塁打と打点の2冠に輝き、45歳までプレー。福留も、もう一花咲かせてくれると信じている。

 福留も「(長くプレーするのは)それだけすごいこと。1年1年が勝負だと思ってやっている」と奮い立つ。まずは14年。完全復活を果たし、山崎氏の期待に応える。

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