呉昇桓“韓流”激励会でも禁酒断行!

 来日中の阪神の新外国人投手・呉昇桓投手(31)が11日、球団関係者に“禁酒”を宣言していることが明らかになった。今オフにアルコール類を口にしたのは乾杯程度で「かなりストイックに節制してる」と同関係者。この日、大阪市内で和田監督らと今後の調整法などについて会談。新天地での活躍を最優先に、私生活も厳しく自己管理する。

 新天地にかける意気込みを言葉と行動で示していた。球団関係者が明かす。

 「『今年のオフは乾杯程度で、酒はほとんど口にしてません』と言っていた」

 新守護神として期待される呉昇桓が、“禁酒”で厳しく自己管理しているという。

 もともと、シーズン中はアルコール類を口にしないという。だが例年、オフになればある程度、酒をたしなむ。日本に活躍の場を求める今オフは、アルコールに口をつけても乾杯する際のひと口程度。「だいぶストイックに節制しているみたいだし、そこらへんは心配はしていない」と同関係者は明かす。

 過去、韓国プロ野球で成功を収めて日本に渡ってきた選手に、必ずついてまわったことがある。それは母国の在留高官や財界関係者のパーティー。儒教の国とあって目上の人からの誘いを断ることは難しい。04年当時、国民的英雄と称された李承ヨプがロッテへ移籍した際も、“激励会”と称したイベントが数多く行われた。

 国民の期待を背負って海を渡ってくるだけに、ある程度、選手としても受け入れなければならない部分はある。だが、韓国歴代最多の277セーブを挙げたように、日本で成功するためには厳しく自分を律することが必要。だからこそ呉昇桓は“禁酒”を実行し、厳しく節制している。

 この日、夕方から和田監督、中西投手コーチらと大阪市内のホテルで会食。今後の調整や自身の野球スタイルなどについて語り合った。3日に韓国で行われた契約調印式では抑えの役割について「1試合の失敗で心が崩れたらダメ。(韓国では)年間128試合あるわけだし、たった1試合で心が崩れてはいけない」と語っていた。

 サムスン時代もアルコール類などに頼らず、自分で気持ちを整理し、リフレッシュした状態で次のゲームへ向かっていた韓国最強のクローザー。“石仏”と称される男は、無表情の裏に鋼のような強い心、強い意志を携えている。

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