岩田20%超減俸で来季へ悲壮な決意
阪神・岩田稔投手(30)が11日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、5800万円から1200万減の4600万円(推定)でサインした。約20%の減俸も、今季が不本意な成績だっただけに納得のもの。悲壮な決意を語り、来季への意気込みを示した。
重い口調で決意を示した。何もできないまま、悔しさだけが残った一年。このままでは終われない。終わりたくない。岩田は、約20%のダウン提示を真っ正面から受け止めて、来季にかける悲壮な思いを明かした。
「(先発なら)ローテをしっかり守らないと。自分の野球生活が終わってしまう。タイガースに入団してから最低のシーズンだったんで。(1軍なら)ローテーションをしっかり守ってできるように結果を出すだけです」
今季は9試合の登板に終わって、2勝止まり。先発ローテの一角に名を連ねた08年以降では、最も少ない勝ち星となった。自分なりに危機感は感じている。どうやって這(は)い上がればいいか。考えは浮かんでいる。
「去年はもっと良くなろうとフォームを改造したりしましたが、ことごとくやること全て悪い方向に出たので、シンプルに考えて」
すでに秋季キャンプでは、昨年の投球フォームに戻すイメージで取り組んだ。継続してオフも自主トレに励み、キャンプから先発ローテ争いの競争が待っている。
「初心に帰ったり、そういう意味もこめて一からしっかりやろうと」と岩田。今年で30歳。気持ちを入れ替え、勝負の一年に挑む。
