古屋コーチ、隼太と30分“青空面談”

 新たに阪神2軍チーフ兼打撃コーチに就任する古屋英夫氏(58)が30日、就任発表後初めて鳴尾浜を訪れ、「対話路線」で若虎の力を引き出す考えを明かした。この日は伊藤隼と約30分に渡って言葉を交わすなど、早くも育成にかける思いを示した。

 「選手に話させてあげるようにしたい。自分が納得してピッチャーと勝負しないと。自分が納得する形じゃないとピッチャーとの勝負に勝てないので」

 ユニホーム姿ではないが早速動いた。ケージ裏でまず中村GM、平田2軍監督、八木2軍打撃コーチらと共に伊藤隼を囲み、その後はマンツーマンでの話し合いに。「こうやってみたら、とか話して。彼もよく考えている」と身ぶり手ぶりでアドバイスした。

 「自分の考えを聞いてもらって、一緒にいい方向に導いてくれます。(キャンプは)徹底的に追い込みたい」と伊藤隼。古屋氏はキャンプに帯同せず11月1日から残留組を指導する。選手と二人三脚で前に進んでいく。

2023-11-05
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