スタン不運…ミス連発に泣き白星ならず

 「阪神3‐5中日」(3日、京セラ)

 勝利を求めた阪神・スタンリッジの開幕マウンドは不運なものだった。先発で快調な滑り出しだったが、6回1/3を3失点で降板。熱望した白星には届かなかった。

 バックに足を引っ張られた。五回だ。同点に追い付かれてなお2死二塁。代打・中田亮の三ゴロをコンラッドが一塁へ悪送球し、勝ち越し点が入った。七回にも無死一、二塁から谷繁の三直をコンラッドが“落球”。記録は内野安打となり、続く松井佑に右犠飛を打たれ、痛恨の3点目を奪われた。

 守備の乱れが絡んだ失点にも「全然気にしてない」と野手をかばった。それよりも同点を与えた自身の失投を悔いた。五回2死一塁で松井佑に高めに抜けたスライダーを痛打された。右越えの適時二塁打。「あれは意味のないスライダーだった」と反省が口をついた。

 一方で手応えは十分だった。初回、先頭の大島を空振り三振に斬ると、四回2死までは無安打投球。「効果的に(球が)荒れていて良かった。質のいいボールが投げられた」と満足げに振り返った。

 最終調整となった28日のウエスタン広島戦(由宇)は散々だった。そこから6日間で開幕へきっちり修正してきた。威力のある直球を主体にカーブなど変化球も冴えわたった。「7回をしっかり投げ終えたい」と次回への課題を挙げた。勝利はつかめなかったが、自信を手に入れた右腕。結果もすぐに手に入る。

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