コン光明2安打「いいスタート切れた」
「ヤクルト2‐0阪神」(31日、神宮)
屈辱の2戦連続ゼロ封負け。その中で、阪神の新外国人・コンラッドが気を吐いた。打線が打ちあぐねていたヤクルト先発の左腕・八木から、二回2死一塁では内角直球をたたいて三遊間を破る左前打。1点を追う五回は、先頭で左越え二塁打を放ち、好機を作った。
「八木は、それぞれの球種とも良かった。いい球がきたら、逃さずに打つという気持ちだった」とコンラッド。狙い球を確実に仕留めての2安打に「いい結果につながった」と、猛虎の意地を見せた形となった。
開幕3連戦は11打数4安打で打率・364。「チャンスがありながら、勝ちにつながらなかった」と悔しさをにじませたが、課題とされた右打席での3安打は明るい材料だ。「自分としては、いいスタートが切れた」。その打撃で、次はチームを勝利へ導く。
