新井いきなり二塁打で開幕1軍に光明
「オープン戦、阪神2‐4広島」(20日、レクザム)
開幕1軍発進に光が差した。右肩後方関節唇(しん)損傷からの復活を目指す新井が、「5番・一塁」でオープン戦に初出場し、3打数1安打。10日を切った本番を前に、順調な回復過程を首脳陣にアピールした。
中飛、三飛で迎えた六回の第3打席。カウント2ボールから、129キロの内角シュートに肘をたたみ、三塁線を破る二塁打。「自分が思ってたより、ボールが見られた。見え方やスイングは、自分の思っているものと、そんなにかけ離れていなかった」と新井は手応えを口にした。
ただ、和田監督の見方は厳しかった。「試合でのキレがない。もう少し打席に立たないと」と見切り発車には慎重な姿勢を示した。残り4試合。開幕切符を勝ち取るためには、虎将に安心感を与える必要がある。
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