小宮山、勝負の10年目に悲壮な決意

 阪神の小宮山慎二捕手(27)が6日、横浜市内で開かれた母校・横浜隼人野球部OB会主催の激励会に出席した。かつての仲間との再会を楽しむ中、今年にかける悲壮な決意を語った。

 「失敗の連続で、いいことがなかった」。小宮山は昨季を、こう振り返った。自己最多の72試合に出場しながら、打率は・148に終わった。守りでは盗塁阻止率はリーグトップながら、ミスも多くあった。

 反省ばかりが残る昨季。だからこそ「今季いい結果を残すしかない。そうじゃないとただの失敗に終わる」と言う。屈辱をバネに、巻き返すことを誓った。

 日高の加入により、例年以上に激しい正捕手争いが待ち受けるが、生え抜きとして引くわけにはいかない。「とにかく必死に頑張るだけです」。短い言葉に今季にかける思いを込めた。

 7日には、関本らと合同トレを行う沖縄へ渡る。決意の10年目は、ここから始まる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス