「東アジア杯、日本１－２北朝鮮」（２日、武漢）

【試合終了】日本１－２北朝鮮後半、ロングボールから２点を奪われ、日本は逆転負け。武藤の代表デビュー戦初ゴールは光明だが、それ以外の決定機を生かせなかったのは課題となった。


【ロスタイムは４分】

４３分【日１－２北】北朝鮮ゴール。左サイドからの高いクロスボールを長身ＦＷ
パク・ヒョンイルに頭でねじ込まれた。

３８分【日】左サイドから武藤がクロス。興梠には届かず。

３５分【日】柴崎が２５メートルミドル。枠をとらえられず。

３３分【日１－１北】北朝鮮ゴール。ロングボールを長身のパク・ヒョンイルが頭で落とし、抜け出したリ・ヒョクチョルがけりこんだ。


３０分【日】武藤が左サイドから持ち込んでシュート。ＧＫがセーブ。

１８分【日】柴崎がボールをカット。左サイドの武藤、右の永井と展開し、再び中央の柴崎がボールを受けシュート。ゴールの上に外れる。

１４分【北】中盤で日本はボールを落ち着かせることができず。北朝鮮がシュートを放つ。

１１分【日】宇佐美が退いたため左ＦＷに武藤がまわり、ボランチは谷口１人。途中出場の柴崎と山口の２人がインサイドハーフを務める４－３－３に移行。

６分【北】右サイドからリ・チョルミョンがシュートを放つも、ゴール左へ。

４分【北】左４５度、エリア付近でＦＫ。直接狙うもゴール上に大きく外れる。

【後半開始】北朝鮮ボールで開始。

【前半終了】１－０で日本がリードをして折り返し。序盤は武藤のゴールをはじめ、攻め込んだが、３０分ごろから北朝鮮に守備の裏をつかれるシーンが目立った。川又、永井、宇佐美が決定機を決められなかったことも課題。

【ロスタイムは１分】

４４分【日】永井がエリア内、フリーでボールを受けるがトラップが足元に入ってしまい、決められず。こぼれたボールを遠藤がロングシュート。

３９分【日】永井がエリア外からループ気味のシュート。ＧＫがはじく。

３８分【日】宇佐美が左から中央にカットインしてシュート。

３７分【日】チョン・イルグァンがエリア内からシュート。コースが甘く、西川がセーブ。

３４分【日】ロングボールをけるだけのシーンが増える。センターフォワードの川又にボールがなかなか収まらない。

３２分【北】ロ・ハクスがエリア内右サイドでフリーに。シュートを試みるも間一髪、槙野が足を伸ばしてカット。

３１分【北】左サイドからクロスが入るが、藤春が中央に絞りヘッドでクリア。

２８分【日】ハリルホジッチ監督。第４の審判に詰め寄り、何かを確認している。テレビ中継では「ウォーターブレーク（水分補給のための中断）」についてではないかと指摘。

２７分【北】右サイド、エリア脇からＦＫ。日本守備陣が体を当てゴールキックに。

２４分【日】縦パスを受けた武藤が素早く前方へパス。川又が正面からシュートを放ったがＧＫにセーブされる。

２０分【北】中央から北朝鮮の選手がふわりと浮かせたロングシュートを狙うが、難なく西川がキャッチ。

１２分【日】左サイドでボールを持った武藤のヒールから、宇佐美がシュート。ゴールはならず。

３分【日１－０北】日本ゴール！右サイドの遠藤から早いタイミングでクロスが入る。中央から抜け出した武藤がダイレクトで合わせて先制。初招集、初出場の２人がいきなり結果を出した。


１分【日】キックオフ早々、右サイドの永井にロングボール。俊足を生かす。

【試合開始】日本のキックオフ。日本は青のホームユニホーム。
　　◇　　◇

【見どころ】　ハリルホジッチ監督就任後最初の国際大会となった。北朝鮮、韓国、中国と総当たり戦を行い順位を決める。２年前の前回大会で日本は優勝している。
　国際Ａマッチデー外の日程のため、全選手が国内組での出場となった。先発イレブンも今大会で代表初招集となったMF武藤雄樹（浦和）、ＤＦ遠藤航（湘南）が顔を並べた。主将はＤＦ森重真人（ＦＣ東京）が務める。
　日本代表としては人材難が考えられるサイドバック、そしてハリルホジッチ監督がメンバー発表会見で発言していた「得点をとれる選手」を発掘できるどうかが重視される。