大儀見ようやく生まれた初得点に納得顔

 「カナダ女子W杯・C組、日本1-0エクアドル」(16日、ウィニペグ)

 1次リーグ最終戦4試合が行われ、C組の日本はエクアドルを1-0で下し、3連勝の勝ち点9で同組1位となって決勝トーナメントに進んだ。前半5分、FW大儀見優季(27)=ウォルフスブルク=の今大会初得点で先制。その後の好機は生かせなかった。23日(日本時間24日)にバンクーバーで行われる1回戦で、オランダかタイ、F組3位のいずれかのチームと対戦する。

 待望のエース大儀見の今大会初ゴールが日本の決勝点になった。前半5分、左サイドのMF宮間あや(30)=岡山湯郷=からの低いクロスをFW菅沢優衣香(24)=千葉=が競り合い、浮き球がゴール前へ。相手選手とぶつかりながら、強引にボールをねじ込んだ。

 「クロスがいい球だったから、あそこにこぼれてきた。あや(宮間)とのタイミングは、3試合で合ってきているなと感じる」と、ようやく生まれた初得点に納得顔だった。

 佐々木監督は「僕の評価はこの日の最優秀選手」とその働きをたたえた。1次リーグ3試合で4得点にとどまった日本にとって、エースの復調気配は心強い。いよいよ点取り屋の真価が問われる決勝トーナメント。「前半の早い時間帯で勝負を決め切るぐらいでやらないと」と鋭い視線で語った。

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