侮れない“タイのメッシ”要警戒

 「サッカー・U-23アジア選手権、日本-タイ」(16日、ドーハ)

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権で、1次リーグB組の日本は16日、第2戦のタイ戦を迎える。15日はドーハ市内でセットプレーなどの戦術確認を行った。

 タイは決して侮れない。1次リーグB組で最も力が劣るとみられていたが、13日の試合では昨年の準優勝国サウジアラビアとほぼ互角に渡り合い、引き分けに持ち込んだ。視察した日本協会の霜田強化担当技術委員長も「進歩しているし、十分に強い」と警戒した。

 背番号18の22歳MFチャナティプは“タイのメッシ”の異名を持つ。13年には清水の練習にも参加。身長158センチと小柄でスピードこそないが技術は高く、メッシというより、かつてバルセロナに所属した元スペイン代表MFシャビに近い。サウジ戦でも大柄な相手を巧みにいなす場面が何度も見られた。

 チームを率いるキアティスク監督は現役時代は代表通算134試合71得点を挙げ、“タイのジーコ”と呼ばれる国民的英雄。13年の就任以降、ロングボール主体からパスサッカーへのスタイル変更を推し進めてきた。「日本はアジアのトップ3だが、勝つ自信はある」と不敵に笑った。

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