ハリル監督43年ぶり就任から3連勝

 「国際親善試合、日本4-0イラク」(11日、日産ス)

 16日のW杯ロシア大会アジア2次予選E組初戦のシンガポール戦(埼玉スタジアム)を控えた強化試合で、日本代表が完勝で弾みを付けた。バヒド・ハリルホジッチ監督(62)は、日本代表監督としては43年ぶりとなる就任からの国際Aマッチ3連勝を飾った。

 その姿は演目に満足した演出家といったところか。勝利の笛がピッチに響くと、ハリルホジッチ監督は選手に長々と拍手を送った。「この美しい勝利に満足したい。スペクタクルな試合だ。選手たちにブラボーと言いたい」。指揮官は上機嫌に90分間を振り返った。

 初陣から3カ月。ハリルが新たに授けた武器はスピードだ。「パフォーマンスとしてかなりの速さを見せてくれた。きょうは技術のある選手を選び、動きながら1タッチ、2タッチを要求した」と語るように、立ち上がりから手数をかけない攻撃で相手を圧倒。「速いパス回し、連係、動きながらの1タッチ、2タッチのプレーを何度もした。サポーターも観客も席を埋めてくれた。それ以上何を望むのか」と語った。

 守っては被シュート3本で完封。試合前、選手には「ホームでは絶対に失点するな」と通達。流れの中からは大きなピンチも招かない盤石ぶりだった。

 W杯予選を前に「準備としては素晴らしい門出」としながら、もちろんこれが完成形ではない。「まだまだ私の理想には遠い。日本はもっとできるので、もっと厳しく要求をしていきたい」。特にFW本田、宇佐美、香川らの名前を挙げ「個人の力もあるが、その能力を組織に生かすことが必要。それが強豪国への道」と求めた。

 すべては3年後、ロシアで力強い演目を見せるため。ハリルのレッスンは続く。

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