武藤マインツ移籍決定 契約期間は4年

 J1・FC東京は30日、日本代表FW武藤嘉紀(22)がドイツ1部リーグのマインツに完全移籍することで合意したと発表した。契約期間は2019年6月末までの4年契約で契約延長オプション付き。移籍金は約4億円(300万ユーロ)、年俸は1億5千万円とみられる。6月の第1ステージ終了後に渡独し、メディカルチェックを経て正式契約を結ぶ。

 武藤は英プレミアリーグ王者のチェルシーから正式オファーを受けるなど欧州の複数のクラブから獲得の打診を受けていたが、出場機会を重視しており「最初から高望みして実力に合っていないチームに行くより自分に合ったチーム。誠意を見せてくれたし、自分を必要としてくれたことも踏まえてマインツに決めた」と決断に至った理由を説明した。

 日本代表FW岡崎も所属しており「メールで相談に乗って下さった。岡崎選手の助言も決め手になった」と明かした。クラブ関係者によるとチェルシーには28日ごろ正式に断りを入れたが、その後も粘り強いオファーが届いていたという。

 「絶対にFC東京で引退したい。僕を育ててくれたのはFC東京なので」とクラブへの愛着を示した。6月27日の最終節・清水戦後のセレモニーでサポーターに別れを告げる。

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