ハリル日本1号は岡崎!ヘッド一発

 「キリンチャレンジカップ、日本2-0チュニジア」(27日、大銀ド)

 日本は途中出場のFW岡崎慎司(28)=マインツ=とFW本田圭佑(28)=ACミラン=が得点して2-0で快勝し、バヒド・ハリルホジッチ新監督(62)の初戦を勝利で飾った。日本は代表初出場のFW川又堅碁(25)=名古屋=ら、フレッシュな先発メンバーで臨んだ。後半途中から主力を投入して攻撃のリズムが生まれ、33分に本田の折り返しを岡崎が頭で決め、38分には本田が詰めて加点した。31日に東京・味の素スタジアムでウズベキスタン代表と親善試合を行い、6月のW杯アジア2次予選に臨む。

 新体制でもその座は揺るぎないのか。FW岡崎は0-0の後半27分、FW川又に代わってセンターFWに入った。6分後の同33分だった。左サイドからFW本田が倒れ込みながら送った山なりのクロスに、ファーサイドで待ち受け頭で叩いた。

 ザッケローニ体制に続く新体制1号。「そこには全くこだわっていなかった。来たボールを押し込むだけだった」と事もなげに振り返ったが、寄せてくるDFを視野の端にとらえながらニアサイドを打ち抜く難易度の高いゴール。ドイツ1部で日本人初となる2季連続2桁得点の決定力は別格だった。

 節目の一戦だった。国際Aマッチ出場90試合はFW三浦知良(横浜FC)を超えて歴代単独6位。FWとしては歴代最多に躍り出た。この日のゴールで代表通算42得点目。歴代2位となるカズの55得点に13点差まで迫ったが、「試合に出ることに喜びがある。ゴールは試合に出るためのアピールの道具」と得点数より出場試合数に強いこだわりを示した。

 14年9月の国際親善試合ベネズエラ戦以来となるベンチスタート。試合前日の夜、ハリルホジッチ監督からポジション別に呼ばれ、先発を外れることを告げられた。それでも落胆はなかった。「みんなにチャンスが与えられるべき。勝てさえすれば、サブでも先発でも構わない」と、チームに身を捧げる強い覚悟を口にした。

 ブラジルW杯に続きアジア杯も準々決勝敗退。アギーレ体制では全10試合に出場しながら2得点。失意を乗り越え、3年後のロシアW杯に向けて新たな競争が始まった。「同じスタートラインに立った。こういうピリピリした感じを欲していた」と燃える胸の内を隠さない。この日の一撃は、若手へ向けた強烈なメッセージとなった。

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