デビュー戦でプロ初ゴールを決めたＪ１・東京ＶのＭＦ山本丈偉（１７）が１８日、ヴェルディグラウンドで取材に応じ、Ｕ－２３日本代表メンバーとしてカタールでのアジア杯に参加している兄・理仁（２２＝シントトロイデン）とのほほえましいやりとりを明かした。

　丈偉は、今季飛び級でトップチームに昇格。１７日のルヴァンカップ鹿児島戦でプロデビューを果たし、前半４５分に強烈なミドルシュートでゴールネットを揺らした。

　弟のプロ初ゴールに、兄の理仁は自身のインスタグラムのストーリーを更新。「もってるな！おめでとう」と祝福した。これに対し、丈偉はＤＭで返信したといい「ありがとう。次は理仁の番だね」とエールを送ったが…兄からツッコミ。「やかましいってきました」と笑顔で明かした。

　プロデビュー戦でのゴールに「持ってますね」と自画自賛。それでも「昨日も守備の所で課題があった」と反省も口にした。城福監督は「簡単なシュートでは無かった。しっかり振り抜いて素晴らしいスピードとコース、非の打ちどころのないシュートだった」と絶賛。「僕らはしっかりとフェアに見てリーグ戦で示せる力があると思えば、年齢関係なく起用していきたい」と期待した。