鹿島が“博多のネイマール”金森を完全移籍で獲得

 J1鹿島は28日、来季からJ2に降格する福岡からFW金森健志(22)を完全移籍で獲得したと発表した。

 金森は福岡・筑陽学園高から13年に福岡入り。今夏のリオデジャネイロ五輪出場は逃したが、U-22日本代表として出場した15年7月の国際親善試合U-22コスタリカ代表戦(仙台)では追加点となるゴールを奪った。今季はプロ入り初となるJ1を経験。33試合に出場して4得点を挙げた。J1通算33試合4得点。J2通算99試合21得点。甘いマスクから“博多のネイマール”と呼ばれ親しまれていた。

 金森は鹿島を通じ「この度、アビスパ福岡から加入することとなりました金森健志です。数々のタイトルを獲得している名門クラブの一員になれることを心から嬉しく思います。また先日行われたクラブワールドカップの試合を見て、さらに来シーズンこのチームでプレーできる喜びと期待でいっぱいです。自分はこの鹿島アントラーズで全てのタイトルをとるため、サッカー人生をかけ移籍してきました。チャンスをいただいたクラブに感謝するとともに、鹿島の素晴らしい歴史に名を刻めるように、そしてチームの勝利に貢献できるよう精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします」とコメント。

 福岡を通じては「アビスパ福岡には特別指定選手の時から含めると約5年間お世話になりました。ファン・サポーター皆さん、いつもあたたかい応援を本当にありがとうございました。今回の移籍は自分自身とても悩みました。生まれ育った福岡は大好きな場所であり、アビスパ福岡は特別なチームです。そんな福岡を離れることは、自分にとっては非常に辛い決断でもありました。ただプロサッカー選手である以上、より高いレベルでプレーしたいという思いも強く、自分の夢に近づくためにもここで勝負することも大事なのではないかと考え、また自分が頑張っている姿を見せることや、活躍することが応援してくれた皆さんへの恩返しになるのではないかと思い、移籍を決断いたしました」とコメントした。

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