斎藤学、ベスト11で「マリノスがいい方向に向かって」

 「Jリーグ・アウオーズ」(20日、横浜アリーナ)

 自身初のベストイレブンを受賞した斎藤学(横浜M)が、今回を機に、横浜マリノスというクラブが「いい方向に」向かっていくことを望んだ。

 今季は長年クラブハウス、練習場があったマリノスタウンが閉鎖し、戦力面でもアデミウソンがG大阪に移籍するなど大きな変化があった。「不安な要素が大きい年始めだった」と振り返りつつも自身最多となる10得点をマーク、日本代表にも招集された。環境面の逆風が「(自分が)引っ張っていくぞとすごく責任感が出たので、そこを押し出してサッカーができたのが成長だったと思います」と飛躍の一因になったと分析した。

 チームは今季年間10位。クラブ全体としてみても、置かれている状況は良好とは言えないが、「マリノスの会社の皆さんとかファン、サポーター、選手、みんなの思いでここに立っているので、マリノスがいい方向に向かっていくための受賞になればいいなと思います」と語った。

 来季、チームの顔となる思いについては、「マリノスには中村俊輔選手、中澤佑二選手ら偉大な選手がたくさんいて、日々、学ぶことが多くて、自分には甘い部分が多いので、マリノスの顔となれるように頑張っていかないといけないですけど…」と控え目な発言。「来年のことは分からないので、代表のことも含めて1日1日を大事にして成長していきたいと思います」と語るにとどめた。

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